急性リンパ性白血病治療の考え方
体内の白血病細胞をゼロにする(total cell kill)
白血病細胞は1つでも残っていると再び増殖してしまいます。このため白血病の治療では、完全に白血病細胞を”ゼロ”にすることを目標に治療を行います。
◆寛解導入療方
強い薬物療法を行って、骨髄および血液中に白血病細胞がほとんど認められず、血液細胞(赤血球・白血球・血小板)が正常な値に戻ることを目指します。この時、体内の白血病細胞は10^9(10億個)まで減少しています。
◆寛解後療法(地固め療法/強化維持療法)
完全寛解後も体内に残っている白血病細胞を減少させ続け、限りなくゼロに近づけることにより、白血病の再発を防ぎます。
◆造血幹細胞移植(薬物療法のあとに検討される強力な治療法です。)
造血幹細胞移植とは、大量の抗がん剤と放射線治療などの強力な治療(前処置)を行って、がん化した細胞をほぼ完全に破壊したあと、正常な造血幹細胞を移植して造血機能を回復させる治療法です。
移植は、大変有効な治療手段となる一方、薬物療法に比べて体への負担(GVHDなど)が非常に大きい治療法です。このため、薬物療法を行ったあと、治療の有効性や移植条件などを十分検討した上で選択されます。
01、急性リンパ性白血病発症
02、寛解導入療法 ・・・・・強力な治療を行い、完全寛解をめざします。(約4週間)
03、完全寛解
04、地固め療法・・・強めの治療を続け、さらに白血病細胞の減少をめざします。(約半年〜1年)
04.01、地固め療法中・・・造血幹細胞移植
04.02、地固め療法後・・・同上
04.03、再発後・・・・・・・・・同上(今の所再発無し)
05、強化・維持療法・・・・「寛解状態」を継続して再発を防ぐため、月1〜2回、通院で治療を続けます。(約1年〜1年半)
06、経過観察⬅︎イマココ
0 件のコメント:
コメントを投稿