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2015年5月31日日曜日

急性リンパ性白血病のおおまかな流れ

急性リンパ性白血病治療の考え方

体内の白血病細胞をゼロにする(total cell kill)
    白血病細胞は1つでも残っていると再び増殖してしまいます。このため白血病の治療では、完全に白血病細胞を”ゼロ”にすることを目標に治療を行います。

◆寛解導入療方
    強い薬物療法を行って、骨髄および血液中に白血病細胞がほとんど認められず、血液細胞(赤血球・白血球・血小板)が正常な値に戻ることを目指します。この時、体内の白血病細胞は10^9(10億個)まで減少しています。

◆寛解後療法(地固め療法/強化維持療法)
    完全寛解後も体内に残っている白血病細胞を減少させ続け、限りなくゼロに近づけることにより、白血病の再発を防ぎます。

◆造血幹細胞移植(薬物療法のあとに検討される強力な治療法です。)
    造血幹細胞移植とは、大量の抗がん剤と放射線治療などの強力な治療(前処置)を行って、がん化した細胞をほぼ完全に破壊したあと、正常な造血幹細胞を移植して造血機能を回復させる治療法です。
    移植は、大変有効な治療手段となる一方、薬物療法に比べて体への負担(GVHDなど)が非常に大きい治療法です。このため、薬物療法を行ったあと、治療の有効性や移植条件などを十分検討した上で選択されます。

01、急性リンパ性白血病発症
02、寛解導入療法 ・・・・・強力な治療を行い、完全寛解をめざします。(約4週間)
03、完全寛解
04、地固め療法・・・強めの治療を続け、さらに白血病細胞の減少をめざします。(約半年〜1年)
04.01、地固め療法中・・・造血幹細胞移植
04.02、地固め療法後・・・同上
04.03、再発後・・・・・・・・・同上(今の所再発無し)
05、強化・維持療法・・・・「寛解状態」を継続して再発を防ぐため、月1〜2回、通院で治療を続けます。(約1年〜1年半)
06、経過観察⬅︎イマココ




2015年5月30日土曜日

急性リンパ性白血病の治療(概略)

白血病細胞を攻撃する治療方法

  1. 薬物療法:薬(抗がん剤など)を投与して、白血病細胞を殺し、その増殖を抑制します。
  2. 造血幹細胞移植:白血病細胞を破壊しあと、正常な造血幹細胞を移植して骨髄機能を回復させる治療法です。状態に応じ慎重に考え、必要に応じて考慮されます。
  3. その他:放射線治療など
      ➕

副作用や合併症に対する治療法(支持療法)

  • 薬物療法で生じる副作用の軽減や、白血病による合併症の対処などを目的に行う治療です。
  • 主な内容:・感染症対策・出血対策・貧血対策・悪心、嘔吐、消化器症状の緩和・播種性血管内凝固症候群(DIC)対策 など

まずは、「薬物療法」により治療を行います。



2015年5月29日金曜日

白血病

白血病とは?
おおまかには、「急性(Acute)」と「慢性(Chronic)」に分けられ、で各々「リンパ性」と「骨髄性」の4種類に分けられます。さらに詳細にはその原因やガン細胞の遺伝子でも詳細に区分されるようになります。


  1. 急性リンパ性白血病(ALL : Acute Lymphoblastic Leukemia)
  2. 急性骨髄性白血病  (AML : Acute Myeloid Leukemia)
  3. 慢性リンパ性白血病(CLL : Chronic Lymphocytic Leukemia)
  4. 慢性骨髄性白血病  (CML : Chronic Myelogenous Leukemia)


現在そのカテゴリー分類について過渡期にあるようで詳細はリンクを参照ください。

ここでは私のケースである急性リンパ性白血病前駆B細胞性急性リンパ性白血病」
について自己勉強を兼ねて少しまとめたいと思います。

01、血液細胞の成り立ちと働き
  • 血液細胞は大きく分けて、「赤血球」、「白血球」、「血小板」があり、「白血球」は「リンパ球」、「顆粒球」、「単球」の総称となります。
  • 血液細胞は、骨の中にある「骨髄」という組織でつくられます。
  • 骨髄中には、すべての血液細胞の基になる「造血幹細胞」があります。
  • 造血幹細胞は、骨髄の中で分化し、一人前の(機能をもった)血液細胞に成熟したあと、血液中に送り出されます。
  • 変化・成熟する過程は大きく2つあり、「赤血球」、「血小板」、「単球」、「顆粒球」をつくる過程は骨髄系、「リンパ球」をつくる過程はリンパ系と呼ばれます。
 ⇨白血病は、骨髄内にある未熟な血液細胞が、”がん”のような性格をもった細胞に替わる病気(血液のがん)です。

02、急性リンパ性白血病ってどんな病気?
  • 骨髄内のリンパ系前駆細胞(リンパ芽球)が”がん化”して正常な血液を造れなくなる病気です。
  1. がん化した前駆細胞=白血病細胞(機能を持たない、分化しない、無制限に増殖(骨髄内))
  2. 正常な血液細胞が育つスペースがなくなる
  3. 正常な血液が造れなくなる。
  • どの年齢にも発症しますが、小児に多い白血病です。成人の年間発症率は、約10万人に1人程度と推定されています。
  • 人から人からへ感染することはありません。
  • 無治療でいると病気は急激に悪化します。診断後は早急な治療開始が必要。

03、急性リンパ性白血病になると…
  • 正常な血液細胞が不足することで、様々な症状があらわれます。
  1. 赤血球の減少、貧血(めまい、だるさ、動悸などの症状が出る。)
  2. 白血球の減少、感染にともなう発熱(感染が起こりやすくなり発熱をともなう。)
  3. 血小板の減少、出血傾向(血が止まりにくくなったり出血しやすくなる。)
  4. 血液の流れにのって白血病細胞が全身に拡がる(白血病細胞が様々な臓器に侵入、臓器障害など、脾臓の腫れ、中枢神経に侵入(頭痛))

急性リンパ性白血病と診断されたら、無治療のままでいると数週間〜数ヶ月で生命に危険が及ぶ可能性があり、ただちに専門の施設で適切な治療を受けてください。

04、なんで白血病になるの?

 わかりません。

 白血病を含む「がん」は、一般的に遺伝子や染色体に傷がつくことで発症すると考えられています。遺伝子や染色体に傷がつく原因として、「放射線」、「ベンゼン」や「トルエン」などの化学物質、「ウイルス」などが挙げられていますが、そのしくみは完全に解明されていないため原因はわかりません。








2015年5月28日木曜日

はじめに

このブログは2015/05/26(火)に発覚した、急性白血病の個人的記録としてメモ代わりに残していこうと思います。

事の発端は2015/4月中旬より急に肩関節周囲と右側肩甲骨に痛みを覚え町の整形外科へ受診しに行ったところ「いわゆる五十肩です」との診断をもらい、まあ年齢もそろそろだし、運動不足だしで、処方押された痛み止めでも聞いていたのでやり過ごしていました。

しかし、G.W.休暇の数日前に肩だけでは無くいわゆる体の体幹部分の関節(首、肩、背中、肩甲骨周り、背筋、股関節)に痛みが走り微熱と倦怠感が付きまといました。幸い最初の痛みは処方されていた痛み止め(ロキソニン系)でとまり帰省した後もやはり、同じ症状が続いたのでG.W.休暇が完了したら次は内科系の診療を受診しようと心に決めて石川県へ帰宅しました。

その後やはり体調不良が続き2015/05/14(木)に八幡メディカルで内科系の診療を受診しその際は「咽頭喉頭炎」との診断をもらい抗生剤の点滴と経口薬1週間分処方薬をもらい対応していました。実際倦怠感以外の微熱等は無くなり、部分的には体調 不良もよくなっていたのですが、謎の倦怠感とそれにつきまとう食欲不振(嘔吐感)に毎日襲われていました。

その際の1日の動きは下記のようなものでした。

起床→出社→昼休み(休み時間中健康管理室で休憩)→休憩しつつ定時まで作業→帰宅→帰宅後2〜3時間休憩→元気があれば夕食なければお風呂→就寝

ちなみにその間の食事は3食とも基本的にウイダーインゼリーと栄養ドリンク(チオビタ等)

処方薬の飲みきりが完了した後も、倦怠感と食欲が戻らなかったため、


  • 2015/05/26(火) …八幡メディカルで再検査依頼。精密検査で不明な部分が発見され翌日小松市民病院へ転院となり。
  • 2015/05/27(水)…更に造影剤入りCT等の詳細検査を実施。金大附属より来られていた、血液内科の医師に骨髄穿刺(こつずいせんし)を実施いただき、おそらくではあるが急性白血病との旨を聞く。金大附属病院へ転院決定。
  • 2015/05/28(木) …骨髄穿刺、骨髄生検やその他詳細検査実施。白血病も精度の高い病名を調査。ビリルビン値が非常に高い。倦怠感の正体はガン細胞が肝脾臓組織内部に侵入した肝浸潤の可能性が高い。
    抗がん剤の多くは肝臓で分解・代謝されるため副作用が強く出すぎる可能性があるため」まずはステロイドの点滴を使い肝機能の回復を期待して治療を開始する方針との事。



2015/05/28(木)を入院初日をして更新していきます。