骨髄バンク「待機中に1665人死亡」
公益財団法人「日本骨髄バンク」(東京都)に登録して造血幹細胞移植を待つ白血病などの難病患者のうち、昨年末までの5年間で1655人が移植を受けられず、待機中に死亡していたことが、同バンクへの取材で分かった。他に病状の悪化で286人が登録を取り消したことも判明。手続きなどで登録から移植までに時間がかかることが一因とみて、同バンクは待機日数短縮の検討を始めた。【須田桃子】http://mainichi.jp/articles/20160626/k00/00e/040/134000c(毎日新聞)
ざっくり年間約330人の白血病患者の方が待機中に亡くなっている計算になります。
2003年には約175日(全患者中央値)が手続き改善により約145日に短縮された。患者の約96%は適合するドナーが見つかるがドナーの仕事の都合や家族の同意などから実際に移植に至るのは5割程度になり、さらなる手続きの簡略化を検討中と記事の中で記述されています。
私の場合は、2015年5月28日に入院して同年10月23日に移植を行えました。入院から約150日程での移植となったのでちょうど平均くらいの日数になります。
私は運良く血縁者が適合したので上記記事と同条件ではありませんが、移植患者の待機日数については、骨髄バンクの手続きだけではなく骨髄移植については受け入れ側の体制が整っていないことも問題のように思います。全ての病院で同じかは分からないのですが、私の時は、ドナーは移植前に健康状態に問題ないか精密検査を移植する病院で受検しなければならず、検査日や時間も病院の都合に合わせる必要がありました。週毎に検査日時が決まっていて、その日時に合わさないといけなく、検査開始時間を2時間ずらしてもらえれば日帰りが可能なのにずらしてくれないため、前日入りが必要になり事前検査のためだけに2日仕事を休む必要があり、血縁者で比較的スケジュールに無理のきく私の場合でもドナーとの都合を合わせるのに手間がかかるような状態でした。
これが、全く他人の骨髄バンクドナーで遠方に住まわれている場合、スケジュールの調整はさらに厳しくなるのではないかと想像できます。
移植患者できるような大きな病院だと色々な事情があるとは思いますが、もう少しドナーの負担が少なく、提供しやすい環境を整備する必要があるのではないでしょうか?
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